QuickTime 7では、音程を変えずに再生速度を変えられる

4月 29th, 2005
[`evernote` not found]
Facebook にシェア

Mac OS X v10.4 “Tiger”が発売され、さっそくあれこれいじっている。
QT7_AVC_small.pngTigerではQuickTimeのバージョンが7になり、録画や録音も単体でできるなど、かなり強力なツールになっている。面白い変更点として、新しく「A/Vコントロール」から再生速度の変更ができるようになったのだが、試してみると速度を変更してもピッチ(音程)が変わらない。
もしかして、と思い、以前AppleScriptで作成したテープ起こし支援スクリプトを動かしてみると、こちらでもピッチはそのまま。QuickTime 6までは速度を速めるとピッチが高くなっていたのだ。
テープ起こし(文字起こし)や外国語のリスニング、楽器の練習などにも便利に使えそう。

(2005年5月20日追記)
さらに調べてみると、Tigerでは上記のテープ起こし支援スクリプトのうち、再生と一時停止を行うものがうまく動作しない。現在ムービーが再生中かどうかを判定して、再生・一時停止を切り替えるだけの極めて単純なものなのだが。どうも一部プロパティの仕様がQuickTime 7では変更されたようだ。現在、対応策を調査中。せっかく再生速度変更が賢くなったのに……。

(2005年5月21日追記)
再生・一時停止のスクリプトが動作していなかったのは、私のミス。というか、何でQuickTime 6まではこれで動いていたんだろう……。

Leave a Reply

Comments links could be nofollow free.