自分の祖先がたどった移動の歴史を知る

4月 13th, 2005
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米National Geographic協会と米IBMが「ジェノグラフィック・プロジェクト」を開始したというニュース(PC Watch)。99.95ドルの参加キット(Genographic Project Public Participation Kit)を買って、自分の頬の粘膜を送れば、分析結果がデータベースに登録され、プロジェクトの進捗状況や、自分の祖先がたどった移動の歴史を知ることができる
参加費がちと高いが、これはすごい。さっそくキットを購入しようとしたのだが、なぜか「指定のアドレスには発送できない」という旨のメッセージが。なんでだろう……。

(2005年4月14日追記)
注文できないのはシステムトラブルだった模様。問い合わせのメールを出したところ、回復したという連絡が来たので、今度こそ注文。
確かIBMって、Web上のサービスに障害が起きると何秒ごとにこれだけの損失が垂れ流されて、責任をトップが取らなきゃならないというようなテレビCMをやっていなかったかな(笑)。
99ドルのキットはけっこう敷居が高いから、得られるサンプルに偏りが出そうな気もする。キットによる収益は実地調査に使われるそうだけど、国ごとの格差はうまく吸収できるのだろうか。
それはともかく、こういう試みはロマンがあってワクワクする。私の顔は濃いと人によく言われるけど、祖先はいったいどこから来たのだろう。

5 Responses to “自分の祖先がたどった移動の歴史を知る”

  1. こさか Says:

    うわあ、興味ありますね。遺伝子DBなのかしら。

  2. Tats_y Says:

    キットの紹介文には、
    > Samples will be analyzed for genetic “markers”
    > found in mitochondrial DNA and on the Y chromosome.
    > We will be performing two tests for the public participants:

    > Males: Y-DNA test. This test allows you to identify
    > your deep ancestral geographic origins on your direct paternal line.

    > Females: Mitochondrial DNA (mtDNA). This tests
    > the mtDNA of females to identify the ancestral
    > migratory origins of your direct maternal line.
    と書かれていますね。
    Y染色体上のDNA、あるいはミトコンドリア上のDNAのうち、遺伝的なマーカーになる箇所を調べるということなんでしょうか。
    以前、『アダムの呪い』という本を読んだのですが、ここに書かれているのと同じような調査法なのかも。
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789722791/

  3. 匿名 Says:

    webで14日に申し込んだら、今日午前中にkitが届きました。
    来週末までには、サンプルを採取して返信しようと思います。

  4. Tats_y Says:

    本日、うちにもようやく届きました!

  5. binWord/blog Says:

    北アフリカ発、アラビア半島・インド北部経由、日本行き

    DNAから祖先の足跡を辿ろうというのが、「ジェノグラフィック・プロジェクト」(Genographic Project)。参加キットを購入してサンプルを送ったところ、ようやく分析結果が出てきた。 私の?…

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