これからはFAXの時代か?
2月 21st, 2005現在インターネット上を流れているメールの過半数はスパム(迷惑メール)。プロバイダーや受信者側ではさまざまなフィルター等を利用してスパムを遮断しようとするわけだが、100%とはいかないから、メールの信頼性がどんどん下がっている。また、機密情報の漏洩という問題もあったり。
というわけで、信頼できる情報伝達手段としてFAXを売り込むメーカーも出てきた(IT Proニュース)。アプリケーションから印刷先として同社のFAXサーバー専用機を指定すると、相手先にFAXが送られて送信記録も残る。まあ、機能的には従来のFAXソフトとあまり変わらないようだが、他社製品はソフトウエアがほとんど。FaxPress Premierは専用機なので性能や耐障害性に優れている
ということらしい。
もしかしたら、今後はFAXソフトで使う文字の書体やサイズ、文章のレイアウトなんかについても統一規格が出てきたりするかも? 送信側のメールソフトから「機密」を選べばインターネットではなく、FAXを使って送信。受信側では、OCR(光学式文字認識)機能を使って、元のテキストデータを自動的に復元するとか。しかし、テクノロジーのすさまじい無駄遣いだな……。
2月 22nd, 2005 at 13:14
本当にspammerは、まるで破滅への道を行進するレミングのように愚かしい。
にしても、FAXか〜
うちの場合、FAXも、たまに受信トレイに入ったままになって、3〜4日気がつかないことが...
会員制で1通1円払わないと送れないメールなんてどうなんだろう。
というか、PGPの著名がめちゃくちゃ広まってPGPサインがないメールは受け取れないようにするとかなればいいのですが...
2月 22nd, 2005 at 18:49
今後、ネットワーク上で何らかのシステムを構築する際は、個々の防御策を考えるだけでは不十分になるかも。パスワードや認証の方式を技術的に工夫するのももちろん重要ですけど。
なんというか「囚人のジレンマ」モデルのように、迷惑行為が総体的に見て不利益になるような状況を作ることを考えていかないといけないのかもしれません。
有料の安心メールは魅力ですね。SMTPなどの仕組みに頼らない、新しいプロトコルを使ったメールシステムが登場してくるかも? Skypeもいきなり出てきて一挙にユーザーを獲得したわけですし、まったく夢物語というわけでもない気はしますね。