48時間しか見られない番組を「購入」
9月 11th, 2004来年1月より、J-COMがCATVデジタル放送でVOD(ビデオオンデマンド)サービスを開始するというニュース(INTERNET Watch)。
早送り・巻き戻し・一時停止も行えるようだし、10月からはHDコンテンツも提供されるということなので、私はけっこう期待している。
ただ、
購入した番組は、映画やスポーツなど通常の番組が48時間の視聴が可能。アダルトのみ視聴時間が10時間となっている。
ということだが、48時間しか見られないコピー不可の番組を「購入」というのはいかがなものか。
それって普通の感覚ならば、レンタルって言わないか? デジタルコンテンツでは購入とレンタルの境目が曖昧になるとはいえ、この場合の「購入」はコンテンツ提供側に都合のよすぎる言葉だろう。ちなみに、電子書籍のTIMEBOOK TOWNは「貸本屋」と名乗っている。
マスコミも、言葉の使い方をもうちょっと突っ込んだ方がいいんじゃないかと思う。
(追記)
視聴する権利を購入という意味では、もちろんこの場合も間違っているわけではないのだろうが……。そういえば、ケータイコンテンツなんかでは「利用」料ということが多いような。